PC(プレキャスト鉄筋コンクリート)工法
50年以上取り組んできたからこその熟練した職人の技術
PC工法とは
PC工法とは、建設作業の工期短縮、品質向上を狙い、建設作業の工期短縮、品質向上を狙い、事前に建物の各部材を製造しておき、現場にて組み立てる工法です。ジョイント部分のみ湿式工法にして、行う工法です。最近は現場作業の部分を少なくすることで、専門工事業者の減少に対応できる工法として選択されることが多くなってきています。
株式会社新井工業は主に製造、建方の専門工事に携わり、昭和42年からPC工法に取り組んでいます。
タイトルを入力してください
サブタイトルを入力してください
テキストの例です。ここをクリックしてクリックしてテキストを編集してください。テキストの例です。ここをクリックしてクリックしてテキストを編集してください。
詳細を見る
PC計画
建築設計段階で、鉄骨造の外壁のPC化(カーテンウォール)、構造的に主要な部分のPC化(柱梁など超高層物件が多い)、あるいは壁構造で床壁をPC化する場合(東北復興住宅で採用)があります。または設計図を基に、PC部材をベランダ、バルコニー、室内床板等に採用する場合もあります。どちらにしても、現場の環境まで考慮に入れて計画する必要があるため、建築設計時にある程度の現場管理の知識が必要になります。PC板割が決まっても、吊り方の工夫、接合部の構造的工夫、防水的な工夫(製造設計の知識)、運搬方法の工夫等を製造サイドと調整する必要があり、在来工法と違って難しいのは、上記のすべての知識、技術、取り合い業種のバックボーンを持っていなければ、なかなかPC採用までは至らないという背景があるため、大手のゼネコンでしか採用が難しいというようになってしまいます。
詳細を見る
型枠工事
基本、鋼製型枠で同一形状の部材を同一型枠で製造します。直上階のものを同一型枠で製造するのが一般的です。多少の違いが出るときは、製造ヤード内にて変更(型変え、改造)を行います。型枠の大小面や、流動した生コンが硬化してから脱型となりますので、そうしやすい型枠形状を考えなければなりません。建物の形状からPC部材を検討し、型枠を決めていくのですが、この型枠如何でその後の製造コストに大きく影響します。
PCの基本、事前作成という面では効率的生産量を決左右する、重要な部分になります。
詳細を見る
鉄筋工事(当社実績あり)
事前にユニット筋(1部材に一つ)を作っておきます。部材によって1部材に二つのユニット筋だったり、自立しない部分については、製造時に型枠内でくみ上げることもあります。現場の鉄筋作業と違うところは、短めの鉄筋を精度よくユニット筋にすること、吊り込んでも壊れないようにくみ上げしなければなりません。ミリ単位での精度を定規の何もないところで組み上げるようになりますので、ある程度熟練した作業となります。また、主筋の長さも在来より短かいのに合わせて、部材部材で組み上げるため、組み上げるユニット筋の置き場ヤードの確保や組上がり完了後の移動方法の検討が必要になります。
詳細を見る
製造工事 (当社実績あり)
製造ヤードには、鋼製のベッドがありその上に、鋼製型枠をセットして、そこで最終的にPCの部材を製造します。型枠内にユニット筋を入れ、型枠を締め、コンクリートを流し込み、コンクリート仕上げを行い、中にはタイルを打ち込んだり、石を打ち込んだりする場合もあります。
(石、タイル等の打ち込みものが必要な場合は事前に準備作業が必要になります)
コンクリート硬化後、脱型して補修、検査ヤードに運びます。ヤードをにらみ、PC形状によってはいろんな対応が迫られます。
型枠、鉄筋、コンクリート打設と各部門が集中するところですので、製品完成の最終段階を担う工事となります。各所の問題がここで現れます。見つからずに次工程に進むと製品に大きな欠陥となる部分です。
とても重要な最終工程ということになります。また、PC工場の年間生産量は基本的にこの部分の量で決まるので、この部分を問題なく進められる工場が生産性、品質の高い工場といえます。
詳細を見る
検査、補修作業 (当社実績あり)
検査ヤードの計画をし、部材形状によって補修、検査のしやすい検査ヤードを計画します。(架台等の工夫を部材ごとに行う)左官による補修、つけ送り作業、アンカー打設作業、斫り作業、タイル洗い(張替)作業、表面洗い出し作業、打ち込みアンカー冶具のチェック、仕込み作業(鉄筋やスプライススリーブ)上記の問題がないかの検査作業。検査作業には板形状から打ち込み材のあるなしの確認、鉄筋のアンカー長の確認、打ち込み構造用継ぎ手の問題あるなしの確認。最終的に板全体の問題があるなしの確認。現場と違うのは、一つの部材に小さな数量でたくさんのチェック、補修が必要になるため、専門性の高い技術職では対応ができない場合が多く、現場の左官屋さんでは対応が難しいことも多くあります。誰がどの作業をするのかをきちんと考えてやらないと、いけないのですが、どこの工場も、管理サイドと製造業者との膝をつき合わせた協議を上手にするのは、一番難しい問題となっています。
詳細を見る
ストック出荷作業 (当社実績あり)
検査完了した部材をストックヤードにストックするクレーン作業ですが、限られたストックヤードにどうストックするかを事前に考え、工事別の最大ストック数量を把握し、別工事との取り合いを考えストック計画をします。変な言い方ですが、製造工程、出荷工程の伸縮でお互いのヤードを侵食し合うようなことになります。自立しない板形状の場合、架台の準備も事前に計画が必要になります。現場からの要望で工場塗装となる場合、反転、PC部材の広げ、仕舞い作業が出てきて、この場合はストックヤードを大きく占有するようになりますので、工場のストック状態によっては塗装コストが大きくかかるようになります。現場で足場をかけて作業をするよりは低コストとなるはずですが、現場サイドの方になかなか、理解していただけなくなっていることも事実です。
詳細を見る
建方作業(当社実績あり)
PC部材の最大重量、最大作業半径を基に、揚重機の計画をしなければなりません。大きな揚重機が必要になるため、どうしても大きな現場ヤードが必要になります。場合によってはPC部材の仮置きの場所も計画しなければならないときもあります。生コン、ポンプ配置も基本的に同じ作業になりますが、つり荷が重くなるため、揚重機の大きさの計画、部材取り付け場所が移動してからの計画が必要になります。
詳細を見る
項目を追加
PC工法の特徴
PC工法は各工事部門での専門性が必要となり、その集大成で工期、コスト、品質、工期短縮に寄与するようになります。ただ、製造においても、現場においても、揚重機とヤードの確保が重要となります。また、接合部が多くなるので、防水の納まりがとても重要なポイントにもなります。
従来工法とPC工法の違い
従来の工法は、型枠鉄筋を現場で組み上げて、生コンを打設するという工法になりますが、各々の工事が小さな材料を現場に運び入れ、最終的に生コン打設という工法でフロア毎の大きな建築物を完成させます。PCの場合、建物を部材に分割して現場で積み木のように組み立てるので、実際に工事になるときは工期の大幅な短縮ということになりますが、完成品として部材を製造するため、事前に計画を入念にしていないと、あとから変更といっても簡単ではありません。
PC工法の良いところ
工場で部材を生産するからこそ、一般の生コンより高強度なコンクリートを採用できます。結果、建物の耐久性が高まり、超高層に耐えうるものとなります。また、事前に計画ができていれば、現場での熟練工は少なく採用することができます。また、従来工法のように合板型枠を使わないので温暖化に寄与することができるとともに、産業廃棄物が出ず、省資源化に貢献するのも特長になります。
PC工法の今後の傾向
PC工法は耐久性が高く、工期短縮が見込めますが、施工計画が難解で、高価というデメリットがあります。今後、現場熟練工とのバランスでPC採用の可能性は上がっていくと考えられます。中国では国の方針として、PC化を進めている背景があります。
MORE
ここに投稿した記事が表示されます。。
実際の記事はプレビュー・公開サイトをご確認ください。
{{blog.name}}
{{article.datetime}}
{{article.title}}
お問い合わせ
ご依頼・ご相談・ご応募はこちらからお問い合わせください。
お気軽にご連絡ください。
tel.
047-361-3703
8:00~17:00(電話受付時間)
お問い合わせ
会社概要
新井工業にできること
PC(プレキャスト鉄筋コンクリート)工法
新井工業のコンセプト
求人募集
熱血社長と社員によるブログ!
新井工業の遊び方!
お問合わせ
toggle navigation
会社概要
新井工業にできること
PC(プレキャスト鉄筋コンクリート)工法
新井工業のコンセプト
求人募集
熱血社長と社員によるブログ!
新井工業の遊び方!
お問合わせ