皆さんこんにちは。千葉県松戸市を拠点に、南関東一帯でプレキャスト工法・建築工事・外構土木一式工事を手掛けている株式会社 新井工業です。
新井工業はモノづくりのプロとして、これまで多くの工事に携わってきました。現場施工に関してまだまだ歴史の浅い会社ではありますが、所属する従業員は多方面の経験者が多く、少数精鋭のチームワークによってより良い施工をやりとげてきました。
その結果として、取引業者様との信頼関係を築くことができ、多方のお客様から継続して仕事をいただけるようになりました。ここでは工事の依頼先をお探しの方に向けて、新井工業の事業内容や強み、仕事に対する姿勢をご紹介します。
■新井工業の事業領域
千葉県松戸市の株式会社新井工業は、主に千葉県、茨城県、埼玉県、東京都で活動し、プレキャスト工法・建築工事・外構土木一式工事の仕事を請け負っています。その中でも、主力事業としているのは以下の2つです。
① 土工事
土工事(どこうじ)とは、建設現場の地盤に関わる工事のことです。どのような土地でも、しっかり地盤を整えて基礎構造を作っておかなければ、建物を建てることはできません。主な作業としては、根切り、排水、埋め戻し、床付け、盛土などがあります。各作業の内容は以下の通りです。
根切り…基礎構造や地下構造物を作るために地盤を掘削する (伴う作業となる通りの管理、レベルの管理も当社で行います。)
排水…根切りの際に出た地下水を排出する(湧き水の水位の高い場合、山留工事前からの相談をして頂くと安価な方法になる可能性もあります)
埋め戻し…根切りの際に掘った土を元に戻す(転圧機械も含めて当社で請け負います。)
盛土…斜面や低い土地に土を盛って水平あるいは、勾配の管理も可能です。
新井工業では、これらの作業すべてに現場作業員が対応可能です。また、首都圏では制約が多い、残土運搬処分も対応可能です。
② 小規模PCaおよびPCa製造
PCa工法(プレキャスト工法)とは、建物の壁などを構成するコンクリート部材をあらかじめ工場で作っておき、それを建設現場まで運んで取り付ける工法のことです。従来のRC工法(在来工法)では、現場で型枠と鉄筋を組んでコンクリートを打設していましたが、PCa工法はこの工程を工場で済ませます。
PCa工法のメリットは、大量生産した部材を現場で組み立てるので、RC工法よりも工期が短くなり安価な場合もあります。また、構造体の種類にもよりますが、現場における作業を減らせるので、少ない作業員でも工事を行えます。さらに、型枠を何度でも再利用できる場合は、廃棄物をあまり出さず環境に優しいのもメリットです。新井工業では、主に小規模な現場における外壁のPC板の一部張り替え、取付、製造などを行っています。
(PCa工法を採用の場合の問題は、スペースの確保と揚重機の配置の検討の難しさ、支保工の検討の難しさがあげられます。また注意点として、運搬する場合は高価になってしまう事もあります。)
実際の工事の様子は以下のページをご覧ください。このような特殊な形状の建物も、PCa工法で対応する事が可能です。
新井工業の施工事例はこちら
https://www.arai-ind.com/blog/category1/151010
■新井工業ってどんな会社?
新井工業は創立より一貫して、従業員1人1人を大切にしながら、専門工事業者として責任施工を意識している会社です。社内のリーダーは現場管理、工場管理の経験を持っている人も居て、建設業全般というと大げさかもしれませんが、建設工事に関しては対応の引き出しには自信があります。
そのため、土工事やPCa小規模改修工事に付随する、諸々の工事まであわせて対応できるのが強みです。実際に、当社得意とする専門工事とそれ以外の専門工事を、合わせて請け負う場合もあり弊社としても数々の貴重な経験をさせていただきました。
社長自身も、建設業者として社会に必要とされ続けるためには、幅広い対応力を身につけていくべきだと考えています。人手不足や機械の発達などに対応するためには、工事の品質を高めるだけでなく、できることを増やしていくしかないからです。結果として守備範囲が広く、建設業に関する業務であればある程度包括的にこなせる会社になりました。
様々な現場経験を持った作業員が多く居ますので、対応力には自信があります。
是非相談してみて下さい。
さらなる成長のためにも、新井工業では人を大切にする伝統を大切にしつつ、新しいことにも積極的に向き合い、時代の変化に対応すべきだと考えています。それがお客様のご期待に応える、最良の方法と信じています。今後も建設業界の一員として、安全・品質・工期・原価・提案力のすべてに挑戦し、お客様に愛される会社となるべく努力してまいります。
■新井工業の従業員はベテランぞろい!
新井工業は、決して大きな会社ではありません。しかし従業員は多方面の経験者が多く前向きに仕事に当たる対応力のチームです。
現在は一級建築士1名、一級建築施工管理技士2名、二級建築士1名、二級土木施工管理技士1名などの資格を持つ技術者も在籍し、結果として高品質な施工を提案お届けしています。土工事1つとっても、ただ機械に任せて掘るだけではありません。自分たちで測量機器を持ち、図面を見ながら現場の通り芯管理レベル管理をするなど、通常土工以上の業務を作業員が行えるのが強みです。
従業員1人1人がこのレベルの仕事をできる会社は少ないのではないかと思います。その他にも施工図の理解、作業計画を各技術者が理解し、相互にフォローしながら施工を進めます。従業員各自が、前工程、次工程の事も考えるよう指導してお客様のお困りごとを解決できるよう日々努めています。
(写真:左)根切時の通り出しで、測量機械をセットしている状況
(写真:中央)円の放射方向の墨出し、
(右:左)アンカーセット130本の提案、図面、墨出し、アンカーセット
これまでに工事内容を評価され、次の仕事につながることも多く、なっています。この10年間ほどの間は、厳しい時代もありましたが、何とか対応し、今があります。
また、私見ですが、総合建設業の管理者意識も昔に比べて変わってきているように思います。かつては図面や安全配慮、協力業者への配慮、現場の指示など何事にも思いやりがあり、丁寧に仕事を
進めようとする環境があったように思います。現在では、品質、安全工程原価の管理にコンプライアンスが圧力となり、結果チェックが仕事だけの人が増えている時代になってしまったように感じます。
このような時代において、いち専門工事業者として仕事をまっとうできるかどうかは、技術者教育・職人教育にかかっています。現在の教育体制が完璧なシステムかどうかはわかりません。しかし、従業員1人1人の能力が、仕事のクオリティを左右するのは確かです。これからも個々が前向きに仕事に対応できるよう、一人一人を大切にして行くよう心掛けます。
■外国人技能実習生・特定技能者の受け入れ企業
新井工業は、外国人技能実習生・特定技能者を積極的に受け入れているのも特徴です。
今や外国人労働者に頼らなければ作業員確保が出来ないと言っても間違いないといえるでしょう。そのため新井工業では、建設業に携わる実習生の監理団体「マルチコントラクター協同組合」と提携し、外国人の技能実習生を受け入れています。現在は技能実習生が10名前後ほど在籍しており、20年近くの技能実習生を受け入れてきた実績があります。
技能実習生の国籍はフィリピンがメインで技能実習生を受け入れています。
ネグロス島という場所の出身者を中心に受け入れを行っていますが、土地柄なのか純朴で真面目な人が多くいらっしゃいます。素直で真面目であること、建設の仕事において、特に重要な要素でもあります。
その他にも、さまざまな国籍の方々が在籍していますが、本当に素晴らしい人たちばかりです。これも私見になりますが、ブラジルの人は陽気で大きな段取り、機械操作が得意です。フィリピンやタイの人は、目の前にある仕事から逃げずに挑む積極性があります。また、現在は従業員にはいませんが、中国の人は緻密で、大切なポイントを忘れずに仕事をしてくれました。皆、本当に人柄も良く根性があり、とても信頼できる人たちです。
誠意を持って相手と対すれば、生まれた国や言語の違いを問わず、必ず信頼関係は生まれるというのが持論です。むしろ、外国出身の方々から教えられたこともたくさんあります。
前述したように、弊社は自身の仕事に前向きに対応力を身につけることを重視しており、外国出身者の受け入れも非常に重要だと考えています。異なる価値観を持つ人たちとの共存が、違うもの・新しいものへの興味と理解を促し、社会への貢献とつながり、結果会社の発展になると信じています。
もちろん、文化や言語が異なる人たちと一緒に仕事をするためには、適切な受け入れ体制を整える事が大切です。新井工業では外国人労働者が安全に、そして日本人と同等の処遇のもとで安心して働けるよう、整備された現場環境を常に目指します。
新井工業では、土工事、PCa製造工事、小規模改修・外構工事などのご依頼を承っております。豊富な職歴を持つ職人が多く、フォローし合うチームワークを創り、結果、原価、工程、品質の向上させる事を目指します。
人不足と言われる時代、人を大切にし、各作業に前向きに当たる人を国籍を問わず育てていく事が新井工業の信念です。難しい仕事だと感じることがあったら、ぜひ新井工業を思い出して下さい。